函館の湯元漁火館に泊まった感想

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函館の「湯元漁火(いさりび)館」に泊まりました。

ここに泊まったのは3回目です。

ここのウリは、なんと言っても海産物メインの料理の旨さと量だったのですが、今回子供が産まれてから初めて、5年ぶりくらいに行って、少し様子が変わったような気がしました。

以前は、大人の男が本当に食べきれないくらいの量で、確かイカの刺身はおかわりできたと思うのですが、今回は、普通の旅館に比べれば不足はありませんが、全部食べて満足というくらいの常識的な量でした。

旨さは変わりませんでしたが、旨さと量で感動させていた感じだったので、物足りない気がしてしまいました。

この旅館は、漁師の人が建てた旅館だということで、以前は、そのオーナーらしき人が食事の時間に出てきて、「もっと食べなさい」みたいなことを言って回っていたと思います。

客が満足しているかどうか心配で仕方ないみたいな感じで、食が進んでいない人がいると、「どうしたの?おいしくない?」みたいなことを言ったりしていたような記憶があります。

それが、ものすごく良い意味でウザ面白かったのですが、今回、その人はいませんでした。

実際のところは全く知りませんが、世代交代をして、料理の内容も変わったのかもしれません。

今まで、この旅館には、料理だけを目的として行っていました。
というのも、この旅館は料理以外の部分(特に設備関係)が、ハッキリ言って、ちょっといただけないのです。

普通の和室に泊まりましたが、以下の設備がありません。
・内風呂
・冷房
・冷蔵庫
・金庫
・スリッパ
内風呂がないのは仕方ないし、北海道なので冷房がないところも多いですが、冷蔵庫と金庫は、普通はありますし、ないと不便です。

貴重品は持ち歩かないといけませんし、部屋に帰ってから冷たいビールを飲み直すこともできません。

義父母が泊まった洋室は、洗面所とトイレすら共同です。
また、部屋の入り口は、こういうスカスカの格子戸だけなので、(カギはかけられますが)ドアも無いといえば無いです。
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あとは部屋のふすまだけなので、隣の部屋がうるさければ、ダイレクトに音が聞こえてきます。
トイレに行くためにふすまを開ければ、廊下から部屋の中が見えます。

浴場も、評価する人もいるようですが、狭くて全然リラックスできません。
普通、シャンプーやボディーソープなどは洗い場の蛇口ごとにセットになって置いてあるものですが、明らかに数が少なく、共同利用みたいになっています。

脱衣所が特に狭く、どこのホテルでもまずある、かごを入れる専用の棚のようなものもなく、各自が雑然と床に置いたり洗面台の上に置いたりしています。

こういうことにこだわらない人もいるでしょうが、私は気になるタイプなので、この旅館に関しては、料理だけを食べに民宿に来たと思うことにしていました。

一点がとても感動的であれば、こういうことも許せる気にもなります。
逆に料理を際立たせるためにあえてその他の部分は適当にしているかのようにも感じていました。
でもその料理も普通に美味いだけなら、泊りがけで行かなくてもいいというか、欠点が前にも増して気になるようになってしまいました。

・・・なんか、調子に乗って悪く書きすぎてしまいました。
料理は本当に美味しいので、細かいことを気にしない人には、全然おすすめです。

朝ごはんもバイキングではなく美味しいし、朝ごはんに新鮮なイカ刺しが食べられるところはあまりありません。

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久しぶりにクジラを食べました。

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朝食にもイカ刺しがついてきます。

私は、次にまた行くとしたら20年後くらいですかね。
その頃には、もうそんなに食べられないだろうし、もう少し鷹揚になっているかもしれません(笑)。

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部屋からは海と函館山がよく見えます。

あまり細かいことは気にしない人の方が多いみたいですね→漁火館のクチコミ