夕張の石炭博物館に行った感想

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北海道旅行で、夕張に行きました。

一緒に行った義母が夕張生まれだったので足を運んだのですが、夕張市は炭鉱の街として栄えていた当時から人口が10分の1以下に減り、日本一人口密度の低い市町村になってしまい、子供のころ住んでいたときにあったものが何もかも無くなっていたそうです。

住んでいた家がないどころか家に行く道すらなく、原野のようになっていて、どのあたりに家があったのかすらハッキリとは分からないような状況でした。

逆の経験はよくありますが、これから日本は人口も減っていくから、こっちの変化の方が多くなるのかもしれませんね。

そんな危機的状況の夕張市の観光スポットである、「石炭博物館」に行きました。

炭鉱の博物館としては立派な施設で、資料的価値も高いそうですが、市の財政難から、何度も閉館の危機を経て、そのたびに関係者の努力で事業主体を代えながらなんとか存続してきたという博物館です。

開館している期間は、夏休み期間など、1年のうちわずかな期間で、行けたのは貴重な経験だったのかもしれません。

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併設していたらしい博物館は閉まっていました。駐車場は荒れ放題で広い空地と化していました。

入場料は、本来1,200円くらいするそうですが、「真っ暗体験」とかいうリアルな疑似坑道が改修中ということで、500円になっていました。

1,200円は高いですが、4歳になったばかりの娘には真っ暗体験というのは面白そうだったので、残念でした。

半額以下ということで、期待値も下がってしまいましたが、中に入ってみたら、もともと評価の高い炭鉱博物館だけあって、なかなか見応えがありましたよ。

義父も夕張に住んでいたことがあって、学校の先生だったので、いろいろ解説してくれました。

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石炭の原石。金属のような重厚な質感です。

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昔の巨大な動力装置

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石炭の主な原材料だというメタセコイヤの模型。生きている化石として現在も中国に生えているとか。

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毎日こうなるんだから大変ですね。

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友子取立式の様子。当時の共済制度ですが、常に命の危険があった中で、単なる手続き以上の重さがあったとのこと。(義父の解説)

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石炭ストーブ。義父母はたいへん懐かしがっていました。

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坑道を模した展示場。ピンボケですみません。

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リアルな模型。写真で見ると本物にしか見えませんね。

4歳になったばかりの娘は退屈するかと思いましたが、見た目にインパクトのある展示も多く、退屈しなかったようです。

途中、エレベーターで降りるのですが、暗くなり、坑道へ何百メートルも降りて行くような演出があります。
そこが一番面白かったようです。